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工務店・リフォーム会社の施工事例を“資産”に変えて相見積もりの価格勝負から抜け出す方法

工務店・リフォーム会社の施工事例を“資産”に変えて相見積もりの価格勝負から抜け出す方法

「うちは丁寧に仕事しとるのに、なんで相見積もりになると値段だけで比べられるとや…」——工務店・リフォーム会社で、よう聞く悔しさです。腕は確かでも、その良さが写真や言葉になっとらんと、お客さんには伝わりません。だから最後は価格勝負に持ち込まれてしまう。実は、これまでやってきた工事こそが、一番よう働く営業マンになります。before/afterの写真に「どんな困りごとを・どう直して・施主さんがどう喜んだか」を一言そえるだけで、施工事例が“資産”に変わるとです。この記事では、撮影と整理の最小手順から、ChatGPTでの説明文づくりまで、現場目線でお伝えします。

この記事のポイント

施工事例は一番よう働く営業マン

終わった工事こそ、言葉より雄弁にあなたの腕を語ります。貯めれば貯めるほど効く“資産”になります。

写真だけでは伝わらん。一言がセット

before/afterに「困りごと・解決・喜び」の一言をそえて、はじめて“事例”になります。

before撮り忘れが最大の手戻り

工事が終わってからでは取り返せません。着工前の一枚をクセづけるのが命です。

ChatGPTで説明文づくりがラクになる

写真の状況メモを渡せば、施主さん目線の説明文を下書きしてくれます。文章が苦手でも大丈夫。

なぜ良い仕事が「価格」で比べられてしまうのか

相見積もりで負けるのは、腕が劣っとるからやないことが多かです。お客さんは工事の中身を見抜く目を持っとらんけん、判断材料が「金額」しか残らんのです。屋台でいうたら、同じうまかラーメンでも、湯気の立つ写真と「このスープは…」の一言があるかないかで、入る客の数がまるで変わる。伝わっとらんだけで、勝負はまだ終わっとらんとです。

伝わっていないだけで、腕は負けていない

宗像のリフォーム会社で、「築40年の浴室を一週間でまるごと入れ替えた」見事な工事があったとします。でも記録が完成写真の数枚だけやと、その大変さも工夫も伝わりません。お客さんの頭に残るのは「で、いくら?」だけ。逆に、ボロボロのbefore写真と「寒くて危なかったお風呂を、暖かく滑りにくくしました」の一言がそろっとれば、価格より先に「ここに頼みたい」が立ち上がります。

Before / After(よくある手戻り)

  • Before:完成写真だけ撮って終わり → 工事の価値が伝わらん → 相見積もりで価格だけ比べられて失注
  • After:before/after+一言を事例化 → 腕と気配りが伝わる → 「あの会社に頼みたい」と指名で問い合わせが来る
失注の多くは「価格が高い」やのうて「価値が見えとらん」から起きます。そろえるべきは値引きやのうて、事例です。

施工事例は「写真+一言」でやっと資産になる

写真だけポンと並べても、お客さんには「きれいになったね」しか伝わりません。大事なのは、その工事がどんな困りごとを解決したか。そこに一言そえるだけで、ただの記録が「次の問い合わせを生む資産」に化けます。むずかしい文章はいりません。山笠の舁き手が短い掛け声で息を合わせるように、一言でビシッと決めるとです。

一言は「困りごと・解決・喜び」の3点セット

事例にそえる一言は、次の3つを短くつなぐだけでよかです。長文はいりません。

  • 困りごと:施主さんが何に困っとったか(例:冬場の脱衣所が寒い)
  • 解決:それをどう直したか(例:断熱材を入れて暖房を増設)
  • 喜び:終わって施主さんがどう言うたか(例:「ヒートショックの心配が減った」と安心された)

具体例:同じ工事でも“一言”で印象が変わる

古賀のリフォーム会社が、古いキッチンを対面式に替えた工事を載せるとき。写真だけなら「対面キッチンに交換」で終わりです。これを「料理中に子どもを見られず不安だった奥さまのために、対面式に。『家族と話しながら料理できる』と喜ばれました」とすると、同じ世代のお客さんが「うちもこれ!」と反応します。事例は、似た悩みの人を呼ぶ“のぞき客”の呼び込みになるとです。

撮影と整理の最小手順(before撮り忘れを防ぐ)

事例づくりで一番もったいないのが、before写真の撮り忘れです。after は完成すれば必ず撮るのに、before は「つい着工してしまった」で永遠に取り返せません。大がかりな機材も編集もいりません。スマホ一台と、ちょっとした段取りで十分です。

撮影の3つのコツ(許可・アングル・before)

  • 許可:着工前に「事例として写真を使わせてもらってよかですか」と一声。口約束やのうて、簡単な紙やLINEで残すと安心です
  • アングル:before と after は同じ立ち位置・同じ向きで撮る。並べたとき変化が一目で伝わります
  • before:現地調査・着工日の朝を「撮影タイム」と決めて、養生する前に必ず一周撮る
before撮り忘れは、現調・着工のチェックリストに「写真一周」を一行足すだけで、ほぼ防げます。記憶やのうて仕組みで止めるとです。
お客さまの顔・表札・室内の私物・近隣が写った写真をホームページやInstagram、チラシに載せるときは、必ず本人の許可を取りましょう。「どこに・どの写真を載せるか」まで具体的に伝えて、OKをもらってから公開するのが安全です。

整理は「1工事1フォルダ」だけ

凝った管理ソフトはいりません。スマホやパソコンに1つの工事=1つのフォルダを作り、その中に before / after の写真と、さっきの3点セットのメモを一緒に入れるだけ。糸島の工務店では「現場名_年月」でフォルダを切るルールにしたら、ホームページ更新のとき写真を探し回らずに済むようになった、という例があります。あとで載せるときに迷わんのが、続くコツです。

ChatGPTで施工事例の説明文をつくる

「写真は撮れたばってん、文章を書くのが苦手で…」という社長さん、多かです。そこはChatGPTに下書きを手伝ってもらいましょう。先ほどの3点セットのメモを渡すだけで、施主さん目線の説明文をいくつか出してくれます。出てきた文をそのまま使わず、現場を知っとる人が手直しすれば、ぐっと本物になります。

そのまま使えるプロンプト例

施工事例の説明文づくりプロンプト
あなたは工務店・リフォーム会社の広報担当です。
以下のメモから、施工事例の説明文を作ってください。

【やってほしいこと】
・「困りごと → どう解決したか → 施主さんの喜び」の流れで書く
・ホームページ用(150字程度)とInstagram用(短め+ハッシュタグ3つ)の2パターン出す
・専門用語は使わず、同じ悩みの人が「うちもこれ」と思える言葉にする

【注意】
・価格・工期・補償は約束せず、書くなら「目安」と分かる表現にする
・施主さまの氏名・住所・個人が特定できる情報は入れない

【メモ】
・困りごと:(例)冬場の脱衣所が寒く、ヒートショックが心配
・解決:(例)断熱材を追加し、暖房を増設
・喜び:(例)「お風呂が安心になった」と喜ばれた
効果は感覚で終わらせず、数字を1つだけ決めて記録しましょう。たとえば「事例ページ経由の問い合わせを月3件」「相見積もりでの失注を月3件→1件に」など、目安を1つ追うだけで、何が効いとるかが見えてきます。

まとめと次にやること

  • 相見積もりの価格勝負は「価値が伝わっとらん」から起きる。事例で腕を見せれば指名が増えます
  • 施工事例は「before/after写真+困りごと・解決・喜びの一言」でやっと資産になります
  • 最大の手戻りは before の撮り忘れ。着工前の「写真一周」を仕組みにして止めましょう

次にやること:まずは直近で終わった工事を1件えらんで、before/after写真に3点セットの一言をそえて、上のプロンプトで説明文を1本だけ作ってみましょう。事例が1つ資産になれば、次の問い合わせの呼び込みが始まります。

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チョイ博多 (ちょい・はかた)

執筆者紹介

チョイ博多 (ちょい・はかた)

営業DXライター/補助金アドバイザー

営業畑20年、現場の汗を知る実務派。
「売上アップと補助金活用」を両輪に、中小企業の経営課題をユーモアを交えながら伝える。
データ分析も得意で、AI営業支援や集客改善の最新事例を解説。

趣味:屋台めぐり/数字分析/商店街散策

■出身地
福岡県福岡市博多区

■学歴
1989年 福岡県立福岡高等学校 卒業
1993年 西南学院大学 商学部 卒業

■経歴
1993年 商社勤務 法人営業…製造業向け販路開拓
2003年 コンサル会社 営業マネージャー…補助金申請支援と営業研修
2015年 独立アドバイザー…営業DX・補助金活用の支援多数
2025年 「ChotGPT Fukuoka」専属ライター…営業支援・集客・補助金記事を担当

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