福岡の会社を"ちょっと"ラクにするローカルDXメディア

福岡市の天気 天気アイコン

「近くの居酒屋」で出てこない飲食店へ|Googleマップ集客入門

「近くの居酒屋」で出てこない飲食店へ|Googleマップ集客入門

「この近くで居酒屋どこ?」——スマホ片手にそう探すお客さんが、いまや当たり前になっとります。ところが自分の店がGoogleマップに出てこん、出ても写真が一枚もない、営業時間が去年のまま…これじゃあ、目の前まで来た“のぞき客”をみすみす逃しとるようなもんです。屋台なら大将が「よかとこあるよ!」と声をかけられますが、ネットの地図では呼び込みの声が届きません。この記事では、Googleビジネスプロフィール(Googleマップ)を埋めて「来店前に見つけてもらう」状態をつくる手順を、ChatGPTでの紹介文づくりまで含めて、現場の例と数字の見方つきでお伝えします。

この記事のポイント

お客さんは「近くで探す」が当たり前

「近くの居酒屋」「天神 ランチ」とスマホで探されたとき、地図に出てこんと選択肢にすら入れません。

まずは“埋めるだけ”で差がつく

写真・営業時間・定休日・メニューを最新にするだけ。お金はかからず、今日からできます。

口コミ返信で「ちゃんとしとる店」に

口コミにひと言返すだけで、見とるお客さんに「丁寧な店やな」と伝わります。

紹介文づくりはChatGPTで時短

店の魅力やメニューの説明文づくりは、AIに下書きさせれば数分で形になります。

なぜ「近くで探される」を取りこぼしたらいかんのか

昔は通りを歩いて看板を見つけてもらうのが商売の入口でした。今はその入口がスマホの地図検索に変わっとります。お腹をすかせたお客さんは、店の名前を知らんでも「近くの居酒屋」と打ち込むだけ。そこに自分の店が出てこんかったら、どんなに料理がうまくても、その晩の候補に入ることすらできません。地図に出ること自体が、いまの「呼び込み」とです。

地図検索は“今いちばん近い行列”

大名で飲み歩くお客さんは、スマホで店を3〜4軒だけ見比べて、写真とクチコミで「ここ入ろか」とその場で決めます。屋台に行列ができとると「あそこ旨かとよ」と引き寄せられるのと同じで、地図上で写真も営業時間もそろっとる店は、それだけで“安心して入れる店”に見えます。逆に情報がスカスカの店は、暖簾は出とるのに中が真っ暗に見えるようなもの。お客さんは「やっとうとかな?」と不安になって、隣の店に流れていきます。

Before / After(よくある手戻り)

  • Before:地図に登録だけして放置 → 写真ゼロ・営業時間も古い → 「近くの居酒屋」で出ても素通りされ、電話も鳴らん
  • After:写真・営業時間・メニューを最新に → 「ここ良さそう」と選ばれる → 地図経由の電話・来店がじわっと増える
多くの店がつまずくのは「登録したつもり」で止まること。大事なのは“載せる”ことより“最新に保つ”ことです。年末年始や定休日の更新を忘れると、空振り来店でクレームにつながります。

まずはGoogleビジネスプロフィールを「埋める」

Googleビジネスプロフィールは、Googleマップや検索に出る自分の店の“看板兼チラシ”です。料金はかからず、スマホ1台で埋められます。むずかしく考えんでよか。まずは下の基本だけ、抜けがないかチェックしましょう。

最低限そろえる5つ

  • 店名・住所・電話番号:実際の表記とぴったり合わせる(電話はタップでかけられるように)
  • 営業時間・定休日:祝日や臨時休業も都度更新。ここがズレると一番クレームになる
  • カテゴリ:「居酒屋」「ランチ」など実態に合うものを選ぶ
  • 写真:外観・店内・看板メニューを最低でも数枚
  • メニュー・価格:主要なものだけでも入れる(価格は目安として最新に)
店名や住所はチラシ・食べログ・SNSなど、よその表記とそろえておきましょう。表記がバラバラだと、お客さんも検索エンジンも「別の店?」と迷います。電話番号は必ず実際に使っとる番号にしてください。

用語ミニ解説:MEOとは

MEOとは、ざっくり言えば「Googleマップで見つけてもらいやすくする工夫」のことです。専門業者に頼まんでも、プロフィールを埋めて、写真を足して、口コミに返す——この地道な手入れの積み重ねが土台になります。薬院のランチ店では、特別なことはせず「営業時間と日替わりメニューを毎週きちんと更新した」だけで、地図からの問い合わせが増えた、という声もあります。山笠の舁き山も、当日いきなり走るんやなく、日々の段取りの積み重ねで本番が決まる。地図対策も同じとです。

写真と口コミで「行きたい」を後押しする

情報がそろったら、次は「ここに入りたか」と思わせる一押しです。お客さんが最後に背中を押されるのは、たいてい写真と口コミ。ここは料理の盛り付けと同じで、ひと手間で印象が大きく変わります。

写真は「看板メニュー+にぎわい」から

むずかしく考えず、まずは看板メニューを明るいところで撮るだけでよか。天神の居酒屋では、暗い店内写真1枚だけだったのを、名物のもつ鍋と賑わう店内に差し替えたところ、写真の閲覧が伸びて来店のきっかけになった、という例があります。スマホで十分です。外観(夜の灯り)・店内の雰囲気・看板料理、この3点がそろうと、お客さんは入る前から“その晩”を想像できます。

口コミは「返す」だけで効く

口コミは星の数より返信しとるかどうかを、後から見るお客さんはちゃんと見とります。良い口コミにはお礼を、厳しい口コミには言い訳でなく「教えていただきありがとうございます。改善します」と落ち着いて返す。これだけで「人の顔が見える、ちゃんとした店」に映ります。博多商人の「また来てね」のひと声を、文字でやるイメージとです。

口コミへの返信で、相手の名前や来店日時などの個人情報には触れんこと。感情的な反論もしないこと。一晩おいて、落ち着いた言葉で返すのが安全です。

ChatGPTで紹介文・メニュー説明をラクにつくる

「文章を書くのが苦手で、紹介文が埋められん」——これはよう聞く悩みです。そこはChatGPTに下書きさせましょう。ゼロから絞り出すより、AIのたたき台を直すほうが何倍も速い。無料のChatGPTに、店の特徴を渡すだけでよかとです。

手順は3ステップ

  • (1) 店の特徴をメモする(場所の雰囲気・看板メニュー・客層・こだわり)
  • (2) ChatGPTに「紹介文」と「メニュー説明文」の下書きを作ってもらう
  • (3) 出てきた文章を自分の言葉に直して、プロフィールやメニュー欄に貼る

そのまま使えるプロンプト例

店舗紹介文・メニュー説明づくりプロンプト
あなたは飲食店の集客に詳しい編集者です。Googleマップ用の店舗紹介文とメニュー説明文を作ってください。

【やってほしいこと】
・店の紹介文を120字ほどで1本(来店前のお客さんが「行きたい」と思う雰囲気で)
・看板メニュー3品の説明文を、各40字ほどで作る
・専門用語は使わず、やさしく食欲をそそる言葉で

【注意】
・価格や「日本一」などの誇大な表現は使わない
・実在しない受賞歴や産地は書かない(こちらが伝えた事実だけ使う)

【店の情報】
・店のタイプ:(例)居酒屋/ランチ
・場所の雰囲気:(例)会社帰りに立ち寄りやすい
・看板メニュー:(例)もつ鍋、ごまさば、日替わりランチ
・客層・こだわり:(ここに書く)
AIの文章はそのまま貼らず、必ず自分の言葉で直すこと。実際と違う「産地」「受賞歴」が混ざることがあります。事実だけ残せば、手戻りもクレームも防げます。

まとめと次にやること

  • お客さんは「近くで探す」のが当たり前。地図に出て、情報を最新に保つのが今の呼び込みです
  • プロフィールを埋め、写真を足し、口コミに返すだけで「行きたい店」に見えてきます
  • 紹介文やメニュー説明はChatGPTで下書きすれば、苦手でも数分で形になります

次にやること:まずは今週、営業時間と定休日を最新にして、看板メニューの写真を1枚だけ足してみましょう。そのうえで効果は欲張らず数字1つ、「地図検索(Googleマップ)経由の電話件数」を月で追うだけでよか。先月ゼロが月3件になれば、それはちゃんと“見つけてもらえた”証拠とです。

「うちはどこから手をつければ?」と思ったら。

LINEで「業種・いま一番の困りごと・だいたいの規模」を2〜3行送ってください。あなたのお店の“最初の一歩”を1つ、具体的に無料で提案します。売り込みはしません。

チョイ博多 (ちょい・はかた)

執筆者紹介

チョイ博多 (ちょい・はかた)

営業DXライター/補助金アドバイザー

営業畑20年、現場の汗を知る実務派。
「売上アップと補助金活用」を両輪に、中小企業の経営課題をユーモアを交えながら伝える。
データ分析も得意で、AI営業支援や集客改善の最新事例を解説。

趣味:屋台めぐり/数字分析/商店街散策

■出身地
福岡県福岡市博多区

■学歴
1989年 福岡県立福岡高等学校 卒業
1993年 西南学院大学 商学部 卒業

■経歴
1993年 商社勤務 法人営業…製造業向け販路開拓
2003年 コンサル会社 営業マネージャー…補助金申請支援と営業研修
2015年 独立アドバイザー…営業DX・補助金活用の支援多数
2025年 「ChotGPT Fukuoka」専属ライター…営業支援・集客・補助金記事を担当

目次

    DX、AIのコトを
    ちょっと相談できます。
    話を盛るのは苦手です。
    真面目に答えます。