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Excel関数が分からん人へ。ChatGPTに日本語でお願いして関数を作ってもらう方法

Excel関数が分からん人へ。ChatGPTに日本語でお願いして関数を作ってもらう方法

「この集計、関数でパッとできるはずやのに、どの関数か思い出せん」——表計算でつまずく中小の現場で、ほんとよう聞く悩みです。検索しても英語の関数名がずらっと並んで、結局また手で打ち直し…なんてことになりがちですよね。でも実は、関数を覚える必要はもうありません。「やりたいこと」を日本語でChatGPTに伝えるだけで、使うべき関数とそのまま貼れる式、手順までまとめて作ってくれます。この記事では、関数が苦手な人ほどラクになる“お願いの仕方”を、現場の例と数字の見方つきでお伝えします。

この記事のポイント

関数名を覚えんでもよか

「やりたいこと」を日本語で言えば、ChatGPTが使う関数と式をまるごと作ってくれます。

“調べる手間”がまるっと消える

検索して見比べて試す、の往復が要らんようになります。聞いて、貼って、確認するだけです。

聞き方さえそろえば誰でも作れる

列の名前と「何を出したいか」を渡す型を決めとけば、新人でも自分で式を引き出せます。

なぜ「関数を覚える」より「日本語で言う」が早いのか

表計算でしたいことの多くは、実は「条件に合うものだけ足したい」「別の表から値を引っぱりたい」といった、言葉にすればシンプルな話です。ところが、それを関数名(SUMIFやVLOOKUP)に翻訳する部分でみんなつまずく。だったら翻訳はChatGPTに任せて、人間は「やりたいこと」を日本語で言えばよか、というわけです。

関数名ではなく「やりたいこと」を渡す

薬院の事務代行の現場では、請求書の集計のたびに「これSUMIFやったかSUMIFSやったか」と毎回ネットで調べ直しとった、という声があります。そこで「取引先ごとの今月分の合計を出したい」とそのまま日本語でChatGPTに伝えるようにしたら、式も貼る場所も一発で返ってきて、調べる時間が要らんようになったそうです。屋台で「いつもの」で通じるみたいに、やりたいことを普段の言葉で言えば、向こうが式に直してくれます。

Before / After(よくある手戻り)

  • Before:関数名を検索 → 似た関数が複数出てくる → どれか分からず試して、エラーが出てまた検索…の往復
  • After:やりたいことを日本語で渡す → 関数・式・貼る場所がまとめて返る → 貼って確認するだけで完了
手戻りの多くは「関数を間違える」ことより「どの関数か調べるのに時間がかかる」ことから生まれます。調べる工程ごと外すのが近道です。

日本語で伝えるときの“3点セット”

ただ「合計したい」とだけ言うても、欲しい式にはなりません。ChatGPTに渡すときは、次の3点をそろえると一発で当たります。むずかしい用語はいりません。

具体例:渡すべき3つの情報

  • 表の形(どの列に何が入っとるか)→「A列に日付、B列に取引先、C列に金額」
  • やりたいこと(何を出したいか)→「取引先ごとに今月の金額の合計を出したい」
  • 出したい場所(どこに結果を入れるか)→「F2のセルに、E2に入れた取引先名の合計を出したい」

用語ミニ解説:セル番地とは

セル番地とは、「A1」「C5」のような、表のマス目の住所のことです。列がアルファベット、行が数字。ChatGPTに「C列の金額を」と伝えるだけで、向こうがその住所を使った式を組んでくれます。宗像の小さな製造所では、パートさんが「金額はC列、品名はB列」と列の住所だけ覚えて伝えるようにしたら、関数を一切覚えんでも在庫表の集計が回るようになった、という例があります。

ChatGPTに関数を作ってもらう手順(コピペOK)

やることは、さっきの3点セットを渡すだけです。むずかしい設定はいりません。無料のChatGPTなどに、表の形・やりたいこと・出したい場所を伝えます。

手順は3ステップ

  • (1) 自分の表を見て、列に何が入っとるかをメモ(例:「A列=日付、B列=取引先、C列=金額」)
  • (2) 下のプロンプトに、やりたいことと出したい場所を書いてChatGPTに渡す
  • (3) 返ってきた式をセルに貼って、数字が合うか1件だけ手で確かめる

そのまま使えるプロンプト例

Excel関数おまかせプロンプト
Excelでやりたいことがあります。使う関数と、そのまま貼れる式を作ってください。

【やってほしいこと】
・下の「やりたいこと」を実現する式を1つ作る
・どのセルに貼るか、なぜその関数を使うかも一言で添える
・関数名がわたしにも分かるよう、むずかしい言葉は使わない

【表の形】
(例:A列=日付、B列=取引先、C列=金額 のように、列に何が入っとるか書く)

【やりたいこと】
(例:E2に入れた取引先の、今月の金額の合計をF2に出したい)

【注意】
・私のExcelのバージョンは(例:Microsoft 365)です
・うまくいかんときは、別のやり方も1つ教えてください
表の中身に取引先名・個人名・金額など見せたくない情報がある場合は、列の名前(「取引先」「金額」)だけ伝え、実データは貼らんでも大丈夫です。返ってきた式は、必ず1件だけ手計算と突き合わせてから本番に使いましょう。

“調べる手間”が減ると現場がどう変わるか(数字の見方)

関数を日本語で頼めるようになると、表計算は「詳しい人しか触れん仕事」から「誰でも自分で式を引き出せる仕事」に変わります。効果は感覚で終わらせず、1つだけ数字を決めて記録すると続きます。

  • 1つの集計にかかる時間:調べて式を作るまで何分かかっとったか
  • 調べ直しの回数:「あの関数なんやったっけ」で検索した回数が週に何回減ったか
  • 自分で作れる人の数:式を人に頼まず作れる人が何人になったか
KPIは欲張らず1つでOK。たとえば「1つの集計が15分→3分になった」だけでも、月の作業時間はぐっと軽くなります。

まとめと次にやること

  • 関数名は覚えんでよか。「やりたいこと」を日本語でChatGPTに渡せば、式まで作ってくれます
  • 渡すのは「表の形・やりたいこと・出したい場所」の3点セット。これで一発で当たります
  • 返ってきた式は1件だけ手で確かめてから使えば、安心して現場に広げられます

次にやること:まずは、いつも手で計算しとる集計を1つだけ選んで、上のプロンプトで式を作ってもらいましょう。1つできれば、「これも頼める」が次々見えてきます。

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糸島 歩(いとしま・あゆむ)

執筆者紹介

糸島 歩(いとしま・あゆむ)

DX設計者/DX解説ライター

地域の中小企業の現場を30年追い続けてきた編集者。
「むずかしいDXを、現場の言葉に翻訳する」が持ち味。
記事だけでなく、構成テンプレ・用語の言い換え辞書まで整える職人気質。

趣味:糸島ドライブ/磯あそびと子ども科学館めぐり/コーヒー焙煎少々

■出身地
福岡県糸島市

■学歴
1991年 福岡県立修猷館高等学校 卒業
1995年 九州大学文学部 卒業

■経歴
1995年 地方紙 経済部記者(福岡)…製造・建設・流通の中小企業を取材
2005年 事業会社 広報/オウンドメディア立ち上げ…BtoB記事と導線設計
2012年 フリー編集者…採用広報・事例記事・ホワイトペーパー制作
2018年 IT/SaaS企業 コンテンツストラテジスト…DX導入事例とHow-to量産
2025年 「ChotGPT Fukuoka」専属ライター…“ちょっとDX”の入門・事例・制度解説を統括

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