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紹介が増えん会社へ。満足したお客さんに頼む“きっかけ”と一言

紹介が増えん会社へ。満足したお客さんに頼む“きっかけ”と一言

「うちはええ仕事しとるはずやのに、紹介がぜんぜん来ん」——営業の現場で20年、これは一番よう聞く悩みです。実は紹介が増えん会社のほとんどは、腕が悪いわけやなか。「紹介してください」と頼む“きっかけ”を作っとらんだけです。満足してくれたお客さんは、頼まれれば喜んで紹介してくれる。でも、こっちから一言かけんと、わざわざ動いてはくれんとです。この記事では、満足のピークを見つけて、自然に紹介を頼む一言と、お礼が回る仕組みを、AI(ChatGPTなど)で台本化する手順を、現場の例と数字の見方つきでお伝えします。

この記事のポイント

紹介は「頼むきっかけ」が9割

満足したお客さんも、こちらから声をかけんと動きません。きっかけを設計するだけで紹介はぐっと増えます。

頼むタイミングは「満足のピーク」

納品直後やお礼を言われた瞬間など、喜びが一番高いところで一言かけるのがコツです。

一言とお礼を“仕組み”にして属人化を防ぐ

頼み方とお礼の流れをAIで台本化すれば、誰が担当でも紹介をお願いできるようになります。

なぜ満足しとるのに紹介が来んのか

お客さんが満足しとっても、向こうから「友だちを紹介します」と言うてくれることは、ほとんどありません。悪気があるわけやなくて、「紹介していい」と思っても、きっかけがないと行動に移らんだけです。屋台で「うまかったぁ」と言うてくれた常連さんも、こっちが「よかったら職場の人にも教えてやってください」と一言添えるけん、次のお客さんを連れて来てくれるとです。紹介は運やのうて、頼み方の設計で決まります。

「頼んどらんだけ」が一番多い

春日の工務店では、リフォーム後にお客さんから「ほんとよかったです」と何度もお礼を言われとったのに、紹介はほぼゼロやったそうです。理由は単純で、誰も「紹介してください」と口に出しとらんかったから。一方、薬院の美容室では、施術後の鏡チェックで「気に入ってもらえたら、お友だちにも教えてやってください」と全員が一言添えるようにしたら、月の新規のうち紹介経由が目に見えて増えたという声があります。山笠の追い山が、町ごとの引き継ぎの“声かけ”で回るように、紹介も声かけの段取りで回るとです。

Before / After(よくある手戻り)

  • Before:満足してもらえたら自然に紹介が来ると期待 → 誰も頼まん → お客さんは満足したまま終わり、紹介はゼロのまま
  • After:満足のピークで一言頼む型を決める → 担当が変わっても同じように声かけ → 「じゃあ知り合いに」と紹介が動き出す
手戻りの多くは「サービスの質」やのうて「頼むきっかけを作っとらんこと」から生まれます。そろえるべきは一言の型です。

頼むタイミングと“最初のひと言”を決める

同じ「紹介してください」でも、言うタイミングで効きがまるで違います。お客さんの満足が一番高うなった瞬間——これを「満足のピーク」と呼びます。ここを外すと、どんな丁寧な頼み方も響かんとです。まずはピークを見つけて、そこに合う一言を用意します。

具体例:満足のピークと“最初のひと言”

  • 納品・完了直後(仕上がりに「おお、ええね」と言われた瞬間)→「気に入ってもらえてよかったです。もし周りで困っとる方がおったら、声かけてもらえると嬉しいです」
  • お礼をもらった時(「ありがとう、助かった」と言われた瞬間)→「そう言うてもらえると励みになります。同じようなお困りごとの方、ぜひ紹介してください」
  • リピート・再来店の時(また選んでくれた瞬間)→「いつもありがとうございます。○○さんみたいな方がもう一人いてくれたら最高です(笑)」

用語ミニ解説:紹介の“きっかけ”とは

きっかけとは、お客さんが「紹介してもいい」と思っとる状態から、実際に「誰かに伝える」行動へ動かす一押しのことです。営業の言葉でいう“クロージング”の紹介版やと思えばよかです。糸島のカフェでは、会計のときにレジ横へ「紹介カード」を置くだけの一押しを足したら、常連さんが知り合いに渡してくれるようになった、という例があります。大事なのは、押し売りやのうて「よかったら、で十分」という軽さです。

AIで紹介の一言とお礼の台本をつくる手順(コピペOK)

「紹介してください」と切り出すのが苦手な人も多かです。そこを、ベテランが自然にやっとる頼み方を、AIに“台本”として書き出してもらいます。むずかしい設定はいりません。無料のChatGPTなどに、次の3点(文脈・目的・出力形式)を渡すだけです。

手順は3ステップ

  • (1) 自社のサービスと、お客さんが一番喜ぶ「満足のピーク」をメモする(例:納品直後/施術後の鏡チェック)
  • (2) AIに「タイミング別の紹介の一言」と「お礼の流れ」を作ってもらう
  • (3) 出てきた台本を1枚にまとめて、現場で共有する/お礼の仕組みを決める

そのまま使えるプロンプト例

紹介の一言&お礼の仕組みづくりプロンプト
あなたは営業経験の長いアドバイザーです。以下の情報をもとに、お客さまに紹介をお願いする台本を作ってください。

【やってほしいこと】
・「納品直後」「お礼をもらった時」「リピート時」の3つのタイミングごとに、自然に紹介をお願いする一言を作る
・押し売りにならず「よかったら」で十分、という軽いトーンにする
・紹介してくれたお客さまへのお礼の流れも、簡単な仕組みとして3ステップで提案する

【注意】
・割引や金券などの謝礼は約束せず、まずは「お礼の連絡をする」レベルに留める
・敬語で、各2〜3文の短い台本にする

【自社の情報】
・サービス内容:(例:戸建てのリフォーム)
・お客さまが一番喜ぶ瞬間:(例:完成した部屋を見た時)
謝礼や割引を約束する場合は、業種によってルールや表示の決まりがあるけん、人が確認してから提示しましょう。台本では「まずはお礼の連絡をする」までに留めると安全です。お客さまの氏名や連絡先をAIに貼るのは避け、伏せたまま使ってください。

お礼を“仕組み”にして紹介を回し続ける(数字の見方)

紹介してくれたお客さんへのお礼が抜けると、次の紹介はピタッと止まります。逆に、ちゃんとお礼が回っとると「またあの人に紹介しよう」と思うてもらえる。だから一言とお礼はセットで“仕組み”にします。効果は感覚で終わらせず、1つだけ数字を決めて記録すると続きます。締めはやっぱり紹介件数で見るとよかです。

  • 紹介件数:1か月で何件の紹介が生まれたか(これを主役のKPIにする)
  • 一言をかけた回数:満足のピークで実際に声かけできた回数
  • お礼の実施率:紹介してくれた人にお礼を返せた割合
KPIは欲張らず1つでOK。たとえば「紹介件数が月1件→月4件になった」だけでも、広告に頼らん新規の流れが現場にできます。

まとめと次にやること

  • 紹介が来んのは腕やのうて、頼む「きっかけ」を作っとらんだけです
  • 頼むのは「満足のピーク」。納品直後やお礼をもらった瞬間に一言添えます
  • AIで一言とお礼の台本をつくれば、誰が担当でも紹介をお願いできます

次にやること:まずは自社の「満足のピーク」を1つだけ決めて、上のプロンプトで「納品直後の一言」を作ってみましょう。1枚の台本ができるだけで、明日からのお客さんとの会話が、紹介につながるきっかけに変わります。

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チョイ博多 (ちょい・はかた)

執筆者紹介

チョイ博多 (ちょい・はかた)

営業DXライター/補助金アドバイザー

営業畑20年、現場の汗を知る実務派。
「売上アップと補助金活用」を両輪に、中小企業の経営課題をユーモアを交えながら伝える。
データ分析も得意で、AI営業支援や集客改善の最新事例を解説。

趣味:屋台めぐり/数字分析/商店街散策

■出身地
福岡県福岡市博多区

■学歴
1989年 福岡県立福岡高等学校 卒業
1993年 西南学院大学 商学部 卒業

■経歴
1993年 商社勤務 法人営業…製造業向け販路開拓
2003年 コンサル会社 営業マネージャー…補助金申請支援と営業研修
2015年 独立アドバイザー…営業DX・補助金活用の支援多数
2025年 「ChotGPT Fukuoka」専属ライター…営業支援・集客・補助金記事を担当

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