「補助金、使えたら助かるとは分かっとる。でも公募要領が30ページもあって、開いた瞬間に閉じたくなる」——薬院でカフェをやっとる社長さんから、こんな声を聞きました。専門用語に小さい注釈、別表の参照だらけで、どこに締切が書いてあるかすら分からん。気持ち、よう分かります。でも実は、この“読むのがしんどい書類”こそ、AI(ChatGPTなど)に「箇条書きで抜き出して」と頼むのが一番効く場面なんです。この記事では、公募要領から締切・対象・補助率・対象経費・必要書類・NG条件をサッと箇条書きに抽出するプロンプトと、そのまま申請ストーリーの骨子づくりにつなげる流れを、現場の例と注意点つきでお伝えします。
この記事のポイント
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長い公募要領は「全部読む」より「抜き出す」
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締切・対象・補助率など、判断に効く6項目だけ先に箇条書きにすれば、応募するかどうかが10分で見えてきます。
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数字や様式は「目安」として扱い、最後は人が確認
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AIの抜き出しは下読みの相棒。正式な数値・様式は必ず原文と公式窓口で要確認、が鉄則です。
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抜き出した材料が、そのまま申請ストーリーの骨子になる
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対象経費とNG条件が分かれば、「うちは何をやって、なぜ補助が必要か」の筋道が一気に立てやすくなります。
なぜ公募要領は「全部読む」と心が折れるのか
公募要領が読みにくいのは、あなたの理解力のせいやなかとです。あれは「制度を作る側の言葉」で、漏れなく正確に書くために、わざと固く・細かく書いてあります。屋台で言うなら、メニュー表やなくて“仕入れ伝票と保健所の届出書”を渡されとるようなもん。だから読み手の側で、「で、結局うちに関係あるとこはどこ?」だけを先に取り出すのが正解です。ここをAIに任せると、最初のハードルがぐっと下がります。
先に欲しいのは「判断に効く6項目」だけ
応募するかどうかを決めるのに、まず要るのはこの6つです。締切・対象・補助率(補助上限)・対象経費・必要書類・NG条件(対象外)。30ページを頭から読まんでも、この6項目がそろえば「うちは出せそうか/出せんか」がほぼ見えます。糸島で農産加工をやっとる事業者さんは、この6項目をA4一枚に書き出しただけで、社内の打ち合わせが30分で終わるようになった、と言うとりました。読むより、並べる。これが効きます。
Before / After(よくある手戻り)
- Before:頭から全部読もうとする → 途中で力尽きる → 締切3日前に「うち対象外やった」と気づいて全部ムダに
- After:6項目だけAIで箇条書き抽出 → 10分で「対象か否か」を判断 → 対象なら早めに必要書類の準備に動ける
AIで抜き出す前に知っておきたい注意点
便利な反面、ここを外すと痛い目に遭います。AIは「それっぽい数字」を自信たっぷりに出してくることがあるけん、金額・補助率・締切・様式の名前は“目安”として受け取り、必ず原文で裏取りする——これだけは先に握っておいてください。AIは下読みの相棒、最終確認は人、の役割分担です。
AIの答えは「要確認の下書き」と心得る
たとえば「補助率は3分の2」と出てきても、よう見ると「特定の枠だけ3分の2、通常枠は2分の1」やった、なんてことは公募要領あるあるです。大牟田の製造業の方は、AIが出した補助上限額をそのまま社内資料に貼ってしまい、後で原文と違うと分かって作り直し…という手戻りがありました。AIの出力には必ず「原文の該当ページ・行はどこか」も一緒に答えさせ、人がそこを開いて確認すると安全です。
守秘・正式様式の扱い
公募要領そのものは公開資料が多かですが、自社の見積書・決算情報・マイナンバー等をAIに貼るのは避けましょう。あくまで「公開されとる要領を読み解く」用途に絞るのが安全です。そして申請に使う正式な様式(指定フォーマット)は、必ず公式の配布元から最新版を入手し、人が記入します。AIで作った文章は“中身のたたき台”として、様式への清書は手作業で、と分けるのがコツです。
公募要領から6項目を抜き出すプロンプト(コピペOK)
やることはシンプルです。公募要領のPDFやテキストをコピーして、次のプロンプトと一緒にAIへ渡すだけ。むずかしい設定はいりません。出力を「箇条書き+原文の場所つき」にさせるのがポイントです。
手順は3ステップ
- (1) 公式サイトから最新の公募要領をダウンロードし、本文テキストをコピー(自社の機密情報は混ぜない)
- (2) 下のプロンプトの末尾に要領のテキストを貼って、AIに6項目で箇条書きさせる
- (3) 出てきた箇条書きの“根拠ページ”を1つずつ原文で確認し、数字・様式名を赤入れで直す
そのまま使えるプロンプト例
以下の補助金の公募要領を読み、応募判断に必要な情報を箇条書きで抜き出してください。
【やってほしいこと】
・次の6項目に分けて、それぞれ箇条書きでまとめる
(1) 締切(受付開始日・締切日・電子/郵送の別)
(2) 対象(対象となる事業者・業種・地域・規模)
(3) 補助率・補助上限(枠ごとに分かれていれば枠別に)
(4) 対象経費(補助の対象になる費用の種類)
(5) 必要書類(提出が求められる書類・様式名)
(6) NG条件(対象外・不採択になりやすい条件)
・各項目の末尾に「根拠:原文の該当箇所(ページ/見出し/おおよその位置)」を必ず添える
【注意】
・数字・補助率・締切・様式名は断定せず、不確かなものは「要確認」と明記する
・原文に書いていないことは推測で補わず「記載が見当たらない」と書く
・専門用語は1行でやさしく言い換える
【公募要領】
(ここに公式サイトからコピーした要領のテキストを貼る)
抜き出した材料で「申請ストーリーの骨子」を作る
6項目が並んだら、次は申請書の中身づくりです。審査員が見たいのは、結局「この会社は何をやりたくて、なぜ補助が必要で、終わったらどう良くなるか」の筋道。これは難しい文章力やなくて、抜き出した対象経費とNG条件を“自社の話”に翻訳するだけで骨格ができます。春日の小売店さんは、この骨子を先に固めてから書き始めたことで、申請書づくりの手戻りがぐっと減った、と言うとりました。
骨子は4つのブロックで考える
- 現状の困りごと:今どこで損しとるか(例:手作業で受注ミスが月◯件)
- やりたいこと:対象経費に当てはまる取り組み(例:在庫管理の仕組み導入)
- なぜ補助が要るか:自社だけでは踏み切れん理由(投資負担・人手)
- 終わった後の効果:数字で言える変化(例:作業◯分削減・対応できる人◯人増)
骨子づくりプロンプトのコツ
さっき抜き出した「対象経費」と「NG条件」をAIに渡して、「この4ブロックで申請ストーリーのたたき台を作って。対象経費に合うものだけ、NG条件に触れる内容は外して」と頼むと、筋の通った下書きが出てきます。ただしこれもたたき台。実際の数字や固有の事情は、あなたが現場の言葉で書き直してこそ説得力が出ます。AIに全部任せた“きれいだけど中身が薄い”文章は、審査でも見抜かれがちです。骨だけAI、肉付けは人、が黄金比です。
どれだけラクになったかを数字で見る
この進め方が効いとるかは、感覚で終わらせず1つだけ数字を決めて記録すると続きます。欲張らず、まずはここを見てみてください。
- 応募判断までの時間:要領を開いてから「出す/出さん」を決めるまで何分か
- 手戻りの回数:対象外・様式違いに後から気づいて直した回数が何件か
- 下書き完成までの日数:申請ストーリーのたたき台ができるまで何日か
まとめと次にやること
- 長い公募要領は「全部読む」より、締切・対象・補助率・対象経費・必要書類・NG条件の6項目をAIで箇条書き抽出するのが速い
- 数字・補助率・締切・正式様式は“目安”として受け取り、必ず原文と公式窓口で要確認
- 抜き出した対象経費とNG条件を「困りごと→やること→効果」の骨子に翻訳すれば、申請ストーリーの土台ができる
次にやること:気になっとる補助金の公募要領を1つだけ開いて、上のプロンプトで6項目の箇条書きを作ってみましょう。まずは「締切」と「NG条件」の根拠ページを原文で確認するところまでやれば、出すか出さんかが今日のうちに見えてきます。
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