「ITに金ばかりかかって、本当に元は取れるとね?」──福岡の中小企業さんから、よう聞く声です。社内でIT投資を進めたくても、社長や上司に費用対効果をどう説明すればいいか分からん、という悩みも多いですね。DXやAIと聞くだけで身構える方もまだまだおられます。
この記事では、ITが苦手な人にも“腹落ち”してもらえる説明のコツを、福岡の商売に例えながら、やさしく整理します。数字が得意でなくても大丈夫。順番さえ押さえれば説明できます。
この記事のポイント
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効果は「売上」だけやない
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時間削減やミス防止も立派な効果として説明できます。
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Before/Afterで語る
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導入前後の変化を比べると、ITが苦手な人にも伝わりやすくなります。
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数字はざっくりでよか
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完璧な計算より、納得感のある目安が大事です。
IT投資の費用対効果とは何か
費用対効果というと、「いくら使って、いくら儲かるか」と思われがちですが、それだけやありません。お金以外の効果も含めて考えるのがポイントです。
よくある誤解
「売上が増えんITは意味がない」と思われることがありますが、それは半分だけ正解です。例えば、事務作業が減って残業が減れば、人件費やストレスも下がります。
福岡の会社でよくある例
博多の卸売業で、毎日FAX注文を手入力しよった会社が、入力作業をITでまとめたら、1日1時間浮いたそうです。売上は変わらんでも、年間で考えると大きな効果になります。
納得されやすい説明の順番
説明するときは、いきなり金額の話をせず、流れを作るのがコツです。
Before/Afterで話す
「今はこうで困っとる → ITを入れるとこう変わる」という順番です。天神の飲食店で、手書き伝票をやめて入力を減らした、など身近な話が効果的です。
時間をお金に換算する
1人30分浮く作業が、5人分あれば1日2時間半です。時給に置き換えると、月いくら分の余力が生まれるか説明できます。
数字が苦手でも使える考え方
細かい計算ができんでも大丈夫です。ざっくりした目安で十分伝わります。
3つの効果に分ける
①時間削減、②ミス削減、③属人化防止。この3つに分けて話すと整理しやすくなります。
よくある失敗
専門用語ばかり並べると逆効果です。「クラウド(ネット上で使う仕組み)」など、必ず一言説明を添えましょう。
社内説明で使える一言フレーズ
最後は、相手の不安を和らげる一言が効きます。
安心感を出す言い方
「まずは小さく試して、ダメなら止められます」「全部一気に変えません」と伝えるだけで、反応が変わります。
まとめ
- IT投資の効果は、売上以外も含めて説明できます
- Before/Afterと時間換算が納得のカギになります
- 数字は完璧より、分かりやすさを優先しましょう
次にやること:今の業務で「時間がかかっとる作業」を1つ書き出してみましょう。