「社内のメール、代表アドレスだけで十分やろ?」「社員ごとにメールを持たせると、管理が大変そう…」――福岡の中小企業さんから、よう聞く声です。正直、昔はそれでも何とかなっとりました。でも今は、取引先もクラウド(ネット経由の仕組み)が当たり前。メールアドレスは名刺と同じ“仕事道具”になっとります。この記事では、社内で社員ごとにメールアドレスを持つべき理由と、最低限おさえたい考え方を、やさしく具体的に解説します。
この記事のポイント
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信用づくり
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社員個別のメールは、会社の信頼につながります。
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仕事の整理
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誰が対応しているかが分かり、ミスを減らせます。
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引き継ぎ対策
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退職や異動があっても、仕事が止まりにくくなります。
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最初は最小限
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完璧を目指さず、できる所から始めれば大丈夫です。
なぜ社員ごとにメールアドレスを持つべきなのか
社員個別のメールアドレスは、IT好きのための話ではありません。会社を守り、仕事を回しやすくするための基本です。
取引先からの信用が変わる
たとえば福岡の製造業さんが見積依頼を送るとき、「info@〜」だけやと、相手は「誰が担当なんやろ?」と不安になります。「tanaka@会社名」のように個人が分かるだけで、責任を持って対応してくれそうという安心感が生まれます。
連絡ミス・見落としが減る
代表アドレスをみんなで見る運用やと、「見た」「聞いてない」が起こりがちです。個人アドレスがあれば、誰宛ての連絡かが明確になり、仕事の整理がしやすくなります。
代表アドレスだけ運用の落とし穴
「今まで困っとらんけん大丈夫」と思いがちですが、実はリスクは静かにたまっていきます。
引き継ぎでメールが迷子になる
退職した社員とのやり取りが、代表アドレスの奥に埋もれて分からなくなるケースです。福岡の建設業さんでも、これが原因で対応遅れになった例があります。
よくある失敗
・全員で同じパスワードを使い回す
・個人の私用メールで仕事を続ける
どちらも情報漏えいの原因になります。「うちは小さい会社やけん狙われん」と思いがちですが、規模は関係ありません。
Google Workspace・Microsoft 365とは何か
ここで出てくるのが、会社用メールを楽に安全に使うためのサービスです。
どんなサービスなのか
Google WorkspaceやMicrosoft 365は、会社で使うメールや仕事用アカウントをまとめて管理できるサービスです。
社員ごとのメール作成、パスワード管理、迷惑メール対策、退職時の利用停止などを、専門知識がなくても画面操作だけで設定できます。
何が「設定が簡単」なのか
たとえば新しい社員が入った場合、管理画面で名前とパスワードを決めるだけで、「○○@会社名」のメールアドレスをすぐに作れます。退職時もボタンひとつでメールを止められるため、誰が見ているか分からないメールが残る心配が減ります。
中小企業に向いている理由
自前でメールサーバーを用意する必要がなく、安全対策も最初から含まれているのが特長です。福岡の中小企業さんでも、「難しかと思っとったけど、意外と楽やった」という声が多いです。
スモールスタートで始めるコツ
いきなり全社員分を用意せんでも大丈夫です。
まずは3人から
社長、経理、営業担当。この3人だけでも、メールの整理と安心感は大きく変わります。
福岡の中小企業で多い進め方
最初は「様子見」で始めて、慣れてから人数を増やすやり方です。博多弁で言うなら、食わず嫌いせんで、ひと口食べてみる感じです。
まとめ
- 社員個別のメールは、信用と仕事の整理のために必要です
- 代表アドレスだけの運用は、見えにくいリスクがあります
- Google WorkspaceやMicrosoft 365を使えば、無理なく始められます
次にやること:まずは「誰から個人メールを持たせるか」を決めてみましょう。