福岡の会社を"ちょっと"ラクにするローカルDXメディア

福岡市の天気 天気アイコン

まず“やめる”から始めよう:やらないリストの作り方

まず“やめる”から始めよう:やらないリストの作り方

「忙しか〜」「時間が足りんばい」──福岡の中小企業さんから、よう聞く言葉です。DX(デジタル化)やAI(考える手助けをする仕組み)に取り組もうと思っても、「新しいことを増やす余裕なんてなか」と感じとらっしゃる方も多いはずです。でも実は、最初にやるべきは“何かを始める”ことやなくて、“やめる”ことなんです。

この記事では、「やらないリスト(やらなくていい仕事の一覧)」の作り方を、専門用語を使わず、現場目線でお話しします。今の仕事を見直すだけで、時間も気持ちも少し楽になります。肩の力を抜いて、読んでみてください。

この記事のポイント

まず減らす

新しいことを始める前に、今やっとる仕事を減らします。

やらないを決める

「やらなくていい仕事」を言葉にするのが第一歩です。

現場で決める

社長だけでなく、現場の声を入れると失敗しにくくなります。

DXの下準備

やらないリストは、DXを進める土台になります。

なぜ「やめる」から始めるとよかと?

DXとかAIと聞くと、「新しい道具を入れる」「難しかことを勉強する」と思いがちです。でも、現場はすでに手一杯なことが多かです。そこに仕事を足したら、そりゃ回らんごとなります。

福岡の現場でようある話

たとえば、毎朝の紙の報告書。内容は前日とほとんど同じやのに、毎日書きよる。これは「昔からそうしよるけん」という理由だけで続いとる仕事かもしれません。

やめる=サボる、ではなか

やめるいうても、手抜きやサボりやありません。価値を生まん仕事を減らすだけです。これができると、本当に大事な仕事に時間を使えます。

やらないリストって何すると?

やらないリストとは、「もうやらなくていい仕事」「やらんでも困らん仕事」を書き出した一覧のことです。立派な書類にせんでも、紙とペンで十分です。

作り方はシンプル

まずは、普段やっとる仕事を全部書き出します。朝礼、報告、確認、承認…。小さなことも含めて書くのがコツです。

福岡の会社での具体例

・毎週出しよるけど誰も読んでなさそうな資料
・二重三重のハンコ確認
・「一応」で続けとる定例会議

こういうのは、やらないリスト候補になります。

現場を巻き込むのが成功のコツ

社長さん一人で決めると、「それは必要です」と現場から反発が出がちです。やらないリストは、現場と一緒に作るのが大事です。

意見を聞く場をつくる

難しか会議はいりません。「この仕事、正直どう思う?」と聞くだけで十分です。居酒屋トークくらいの温度感がちょうどよかです。

よくある失敗

「全部なくそう」と極端に進めると失敗します。まずは一つやめるくらいで十分です。博多ラーメンも、替え玉は一玉ずつがうまかでしょう。

やらないリストがDXにつながる理由

仕事を減らすと、時間と気持ちに余裕ができます。そこではじめて、DXやAIが活きてきます。

DXの第一歩になる

DXとは「デジタルで仕事のやり方を変えること」です。その前に、変える必要のない仕事を減らしておくと、取り組みが楽になります。

小さく始められる

やらないリストはお金もかかりません。今日からでも始められます。これが中小企業向けのDX入門として、ちょうどよか理由です。

まとめ

  • 忙しいときほど、まず「やめる」を考えます
  • やらないリストは紙1枚から始められます
  • 現場の声を入れると、うまく回ります

次にやること:明日、5分だけ時間を取って「これ、やらんでもよか仕事ある?」と自分に聞いてみましょう。

もうちょっと知りたかなら、サクッとメールばちょうだい。

糸島 歩(いとしま・あゆむ)

執筆者紹介

糸島 歩(いとしま・あゆむ)

DX設計者/DX解説ライター

地域の中小企業の現場を30年追い続けてきた編集者。
「むずかしいDXを、現場の言葉に翻訳する」が持ち味。
記事だけでなく、構成テンプレ・用語の言い換え辞書まで整える職人気質。

趣味:糸島ドライブ/磯あそびと子ども科学館めぐり/コーヒー焙煎少々

■出身地
福岡県糸島市

■学歴
1991年 福岡県立修猷館高等学校 卒業
1995年 九州大学文学部 卒業

■経歴
1995年 地方紙 経済部記者(福岡)…製造・建設・流通の中小企業を取材
2005年 事業会社 広報/オウンドメディア立ち上げ…BtoB記事と導線設計
2012年 フリー編集者…採用広報・事例記事・ホワイトペーパー制作
2018年 IT/SaaS企業 コンテンツストラテジスト…DX導入事例とHow-to量産
2025年 「ChotGPT Fukuoka」専属ライター…“ちょっとDX”の入門・事例・制度解説を統括

目次

    DX、AIのコトを
    ちょっと相談できます。
    話を盛るのは苦手です。
    真面目に答えます。